第12回:台風21号で屋根が飛んだ話
こんにちは。
こうせいです。
RC物件の清掃していて、壁に残った傷を見て思い出しました。
台風21号の事を。
2018年9月5日の9時頃に管理会社さんから入電。
マンションの屋根が飛んだらしい。
すぐに現場に行くと。
屋根のスレートが散乱していました。
これは駐車場。
各階廊下も。
そして南棟1階の3部屋分のフェンスも倒れた。
因みにこの台風の3年ほど前に大規模修繕工事費込みのオーバーローンで融資を
受けて運営後すぐに改修工事を実施。
屋根張替、壁の塗装、長尺シート、1階フェンス交換、ごみステーション改築、
玄関スロープ増設、各部屋玄関ダイノックシート施工、インターホン交換、
ポスト交換、照明のLED化、駐車場ライン引き直し等、
一度も修繕をしていない物件だったので思い切っての大工事。
それがたった3年で南棟の南側部分の屋根がほとんど吹き飛びました。
写真にはないですが、雨樋も所々破損。
この時は強烈な南風。
スレートは駐車中の車にも落ちたので当時、駐車していた5台の車に小傷が
付きました。
屋根、フェンス、雨樋は保険適用です。
車の傷については本来自然災害の不可抗力なので、仮に車の傷について
損害賠償されても支払う必要はありませんが、店子さんの車ということもあり、
お気持ちとして、1台につき5万円のお見舞金をお渡ししました。
これは保険適用外です。
散らばったスレートをかたずけるのに丸1日かかりましたね。
この時は保険適用の事は何も思わず、ひたすらショックでした。
すぐに管理会社さん経由で屋根の見積もりをもらい、保険請求。
このときは入金が早かったのを覚えています。
ただし、足場とスレートが品不足で工事が完成したのが半年後の4月頃でした。
フェンスは1カ月ほどで復旧。
木造新築当時1年から3年の物件はさすがにほぼ無傷。
アンテナの転倒と雨樋が1本破損した程度。
後から考えると大規模修繕工事のタイミングで台風が来ていればとか
欲が出ちゃいますね。
最近のグーグルマップを見ると張替部分がわかります。
これ以前は剥がれた屋根が写ってました。
ほんと、保険のありがたみが分かりましたね。
日本は地震をはじめ自然災害が多いですから、不動産物件も分散したほうが
理想かもしれませんが、やはりドミナントは樂です。
これからの物件数は拡大路線ではなく、小さなアパートならあと2,3棟。
鉄骨かRCの中型物件以上なら1棟を目標にしています。
融資が終わっていれば問題ないですが、自然災害を考えると安心安全運営するなら
それくらいの規模がベストかと考えるので。
分散というと、個人でベトナムのホテルを1室所有しています。
ベトナムは地震がない国で高層建築物の骨組みを見ても結構細い鉄骨のみで
建築していることが多かったです。
ベトナムのホテルを購入(レンタルプログラム)した経緯と利回り、利益等はまた
今度書こうと思います。
今から昼食にプロテインを頂きます。